あくいの孫

25歳でまだ大学生やってる人間です

4月9日(日記祭)

友人の家から

久々に友人の家に泊まっていた。
最近就活で世話になっている社会人の同級生で、そいつは根っからの演劇オタであり、書く人間だった。

朝8時過ぎに起きて、友人のモーニングルーティーンに巻き込まれる。歯を磨きながらスマートスピーカーに話しかけ、一日の天気や今日のニュースを聞く。Vlogにはできそうもなかったが、自堕落な自分には十分ルーティーンだった。

昼飯はシモキタ荘のカレーにありつこうとを決めていたので、少し早めに家を出る。何時か覚えてないが早めだ。下北沢へ向かう道中、あの店はああだ、さっき通った人はこうだと、とりとめもない喧々諤々を繰り広げた。

シモキタ荘には11時に着いた。記帳して予約するスタイルと聞いていたが、店頭にチェーンのカフェとかに置いてある、体半分ほどの白い機械が置いてあって、シモキタ荘のウッド調と比べると、今思えばあまりに違和感があった。
ちなみに友人はIT畑の人なので、「あのサービスどう管理してんだろ」ってずっと考えてた。おもろ。

日記祭へ

機械で登録したところ、13時半に来いと言われた。思いの外時間が空いたので、先にお目当ての日記祭に向かおうとBONUS TRACKを目指した。前回参加してから、もっといろんな人のものを読みたいと思っていたが、生憎インターンをクビになってから金がないので、控えた。
前回、日記祭参加したときに購入した途中さんのブースに行った。今回は今までと違ってタイトルがついてる。本当に外側を意識し出したのだなと感じた。正直、そこまで外側を意識して欲しくない、推しにはファンサとか気にせずありのままでいて欲しい原理主義派厄介オタクなので少し心配になった。だから途中さんのブースに行った時も、軽く読んで買ってすぐ行くつもりだったのに、目の前にした瞬間ぽろっと名乗ってしまった。恥ずかしい。原理主義派といえど認知欲求には勝てない。原理主義派解体だ。あと2冊目も実は読み終えてません。すみません。解体されたと思ったら今度は聖地から追い出されそうだ。
日記読んでくれてたと聞いて嬉しくなった。いいねの通知は来てるから読んでもらえてたのは知っていたが、やはり生で聞くと違う。だからこそなのだろうか、外側を意識するのは。

あとはてなブログのブースも行った。プロデューサーの方が話しかけてきて距離ちかっ、ってなったのを覚えてる。はんかがいさんのがあるから貰いに来たと言うと、私がはんかがいさん選んだんですよ、って言われて、感動した。

友人は友人で、ふらっと寄った『なみなみと水を注げ』が琴線に触れたらしく、一言二言交わして購入していた。なお3日前に財布を無くしていたので、自分がいつものお礼にと代わりに払った。
友人は、友人と書くのも飽きたので北と呼ぼう。北はBONUS TRACKの雰囲気も日記祭も気に入ったようでかなり楽しんでいた。また来たいと、言ってくれた。友達の中でも数少ない文学同好者なので気に入ってくれたのは嬉しかった。今思い出したが、文フリも一緒に行く予定だ。

下北沢

その後、シモキタ荘の時間まで少しあったので古着を流し見していた。北は柄シャツを好んで着られるタイプで、自分は物怖じするタイプだったので、羨ましかった。今年の夏は柄シャツ着よう、そんな夏までに腹筋割ろうみたいな曖昧な目標を立てた。

シモキタ荘の時間が来た。カレー3種類、選べない。これはそういうことだと思い、全かけにした。カレーが来て、店員さんが説明する。どうやらスープカレーをいい感じのタイミングでかけることで、2度楽しめるらしい。このタイプ、隣で今!って言ってくれないかなぁと思わんでもないくらいには苦手だ。実際間違えた。こういうのはそわそわしてしまうので早すぎることが多い。次は気を付けよう。

その後、お互い持って来た本を読もうと、カフェを探した。それぞれ行ったことがあるところを紹介して、最終的にZacに行った。きれいな感じの喫茶店で、正直そこまで好きなタイプではなかったが、自分一人だと行かないところに行きたいと思える人間だ。店頭のメニューで目当てを決めて入ったが、季節限定で今はないと言われた。がーんだ。とりあえずいちごのタルトにした。タルト生地って食べづらい、いい体験をした。途中から自分の就活対策をしてもらった。人生初の一次面接が水曜日に迫っていたので結構切羽詰まっていた。本当は文学に浸りたいだろうに、北には悪いことをした。
そんな時、隣で外国人のお客への英語応対で困っているスタッフが見えた。一応これでも外国語系の大学なので、と思い北と目を見合わせて英語で話しかけた。久々の英語、手震えた。情けないっすなぁ。とりあえずなんとかできたので良かった。

その後、北が夜に用事があったのもあり、17時手前くらいには解散した。いい一日だった。一応帰ってからなんかしたが、なんかしたで終わりにする。〆