あくいの孫

25歳でまだ大学生やってる人間です

4月10日~4月12日

4月10日

新学期初日、周りの空気と春の日差しがやけにきつかった。最初の授業が苦手な語学なのもあって気分が乗らなかった。でも行ってみるとなんてことない。意外と先生優しいわ。なんとかなりそう。
2コマ授業が終わって、研究室にも顔を出した。卒論のこと何も決まってなかったので軽く相談しないとと思って。本当に軽くだったが、相談してよかった。とりあえず3年後期からのテーマは続行で、取り扱う対象だけ変えようということにした。その後研究室の本を読み漁っていたが、院生組が来て、妙な圧があったのでそそくさ帰った。

今から帰ろうというとき、ゼミのメンバーから明日のゼミに向けてなんか準備したいから一緒にやろうと声がかかり、吉祥寺のサイゼに集まった。こういうとき、カフェじゃなくてサイゼリヤもありだ。パスタを食って、スマホで文献を調べまくった。たしか「獄中記」で調べていた時、ふと大杉栄という名前が目に入った。これ良さげでは。
結局閉店ギリギリまで過ごし、22時くらいに出た。帰りがけ、路上ライブを見かけた。一緒に来ていた人が路上ライブは足を止めて聞くタイプだったので、久々に一曲しっかり聞いた。ユーミンの「卒業写真」。歌っていた今村さんは5児のパパで、いい年をした男って感じだ。そういう人の「卒業写真」は、こみあげるものがあった。また聞きに行こう。〆

4月11日

1限だったが何とか起きられた。ギリギリだったので帽子をかぶってなんとか見た目の劣化に抗う。3限がアナキズムの授業で、大杉栄を調べた後に聞くといろいろ考えさせられる状態になってた。4限の語学は1,2年生がメインで何をしてるんだろうという気分になる。5限のゼミだ。大杉栄を、先生に提示してみたら、意外と合いそうと言われ、とりあえずそれでいくかと思った。帰った。〆

4月12日

今日は全休、といってもweb上で一次面接の日だった。午前中はそわそわして焼きそば作るくらいしかできなかった。このままではまずいと思い、イメトレのためにひたすら喋りつづけた。親父が新卒のために出社している期間で良かった、かなり異常だったろうし。始まる2時間前からひたすら喋りつづけ、1時間前にはスーツを着た。窮屈だ。30分もなかったが、かなり息が詰まった。正直、会話はできていたが想定していない質問に対して中身がなかったので落ちたと思う。今日はバイトなのにかなり引きずりそうだ。
17時からバイトに行った。常連さんの一人くらいには愚痴ろうと思ったが、人があまり来ない日だった。寂しい。と思っていたら閉店2時間前くらいから混みだして、少し忙しかったし、一見さんもいて楽しかった。
帰り、まかないでパスタ食べたけど、どうしてもいつも行く店のラーメンが恋しくて食いに行ってしまった。この時間にはだいぶ面接の引きずりは小さくなっていた。バランスの取れたいい日だった。ラーメンの後、散歩したくなってコンビニに行き、目についたジンジャーサワーレモン仕立てを手に取った。美味しくなかった。バランス取れてるなぁ、なんて思って帰った。〆