あくいの孫

25歳でまだ大学生やってる人間です

1月18日

 結局今日も寝られなかった。ベットに潜り込みはするけれど、体がむずむずして落ち着かない。寝られない日はだいたいそう。起きて何かをするでもなく、とりあえずずっとスマホを触ってる。気づいたら4時半だ。バイトで7時半には家を出なければならないので、もうしょうがないから洗濯をして、朝ごはんを作った。朝から豚丼を食べる。久々で美味い。
 
 7時半になる前に家を出たおかげで、電車はかなり空いていた。悪くない。車中でも寝られなかったので、久々に森見登美彦の『美女と竹林』を読み始めた。卒論をやってた時期はそのための本をひたすら読んでたので、ただの娯楽っぽい本を読むのは久々だ。怠惰の言い訳を何ページにも渡って、たいそう偉そうに書く癖に、読み手にはちゃんと俗っぽく伝わるのがすごい。
 バイト先に着いてから、朝のルーティンをこなす。久々の出勤だ。コーヒーが体に染みる。最近露骨に避けていたおかげか、コーヒーの効果がかなり効いた。おかげで午前中は全く眠くなかった。だが午後はそうもいかず、ずっとうつらうつらとしていた。眠い。ひたすら眠い。たぶん1分くらい眠っていたかもしれない。周りには気付かれてると思う。

 業務が終わって帰る。帰りの電車はかなりしんどかった。すぐ座れて良かった。最寄りに着いたが、疲れた体を押して近隣の図書館に向かう。返しそびれた本があるので頑張って、もう頑張るような意思はなかったけれど、歩いた。返して、家に帰った。
 家に着くとすぐベッドに入った。久しぶりに1時間ほど寝た。起きてから、風呂に入り、ご飯を食べて、寝た。今日はちゃんと寝られた。

追記
 家に帰ってから、妙に寂しかったのを忘れていた。孤独だ。この孤独に一生は耐えられなさそうだ。一瞬マッチングアプリを入れて、すぐ消した。