あくいの孫

25歳でまだ大学生やってる人間です

4月18日

大学
おはよう。今日1限から専攻語だし、ゼミの発表も午後あるから気が重い。準備終わってないし。ギリギリになってもいいから1限には出席する。ろくに予習できてないけど行かないよりはいい。髪を短くしてから水かけまくって軽くワックスつけるだけで何となくそれっぽくなるのは楽だ。なってないのかもしれないけど。

本当にギリギリに着く電車にギリギリで飛び乗り、大学へ。
専攻語の授業だったが、先生が与太話を長めにしてくれたので一回当てられただけで済んだ。セーフ。
授業終わってからゼミの発表に向けて準備をする。卒論に向けての参考文献リストを作ってるのだが、参考文献ありきで設定してる感が強い。いまいち自分の言葉にならない。結局A4一枚のレジュメを作るのに3時間かかってしまった。書いてて気持ち悪った。なんか怒られそうで嫌だ。
レジュメを作るために3限を切ってしまったが、録音してくれてるし、出席取らない授業だったので気にしないことにした。4限のイタリア語に向かう。お好み焼きを広島焼きと言うと広島の人は本当に怒るのだが(広島出身友人談)、アメリカ人はアメリカンコーヒーと聞いて怒らないのかな。でもむしろあの国の人たちは名前入ってる方が好きか。
ゼミが始まる。胃が痛い。他の人の発表が先だったが、全然話が聞けなかった。どう発表すれば角が立たないかしか考えていなかった。良くない。自分の番だ。一応録音はしておこう。色々話し始める。自分で言ってて繋がってないなとも感じる。でも繋がってない前半部分が褒められまくって怒られるなんてことはなかった。良かった。
ゼミ終わりに先生からおすすめのドキュメンタリーを見せてもらう。2016年に無差別殺傷事件の起きた津久井やまゆり園の障害者の方々の2年後を追ったものだ。言葉が出ない人たちのことをテーマにしたかったので、それで見せてもらった。こういうドキュメンタリーを見ると、感動するとともに、自分に自信がなくなる。こういう人たちと一緒に暮らしていくことが、自分にはできないのではないか。そういう臆病さが拭えない。
2,3年前にバイト先に来てた常連の人で、自分は発達障害で大変なんだというのが口癖の人がいた。その日あまりに他のお客さんにも愚痴を言って絡んでいたので、自分が引き剥がして話を聞いて、励まそうと言葉を紡いだ。泣き出した。顔を真っ赤にして怒り出した。その日以降来なくなった。
なぜかそのことを思い出してしまった。

ドキュメンタリーを見た後帰ったが、帰り路でふと飲みたくなってしまった。最近行くようになった居酒屋に入る。酒が美味い。人の日記を読みつつ、他のお客さんの話を聞いて時間を潰した。隣のおじさんのロック画面が、子どもの写真でつい微笑ましくなってしまった。
2杯飲んで帰って、一個だけ課題をやって寝た。〆