あくいの孫

25歳でまだ大学生やってる人間です

10月15日

大泉学園

 今日もバイトだ。昨日稼いだがまだ足りない。25日になれば給料がたんまり入るのに。まさしく日銭を稼がなきゃならなかった。明日いきるのですらきついものを感じる。

 今日は大泉学園方面でバイトだ。普段単発バイトの前で時間がある時は、最寄りに行ってカフェとかで勉強しているものだが、残念ながらそれをする金すらない。仕方なく家でやろうかとも思ったが、これまた昨日に引き続き、妙にやる気が出ない。とりあえずスマホにかじりつくのは止めようと思い、読み途中だった燃え殻さんの『ブルーハワイ』を読む。優しい文章だと思う。でも、最近響かなくなってきてしまった。自分の弱さと向き合うのをやめたせいだと思う。そのおかげで、本来やりたいことをやれるようになりつつあるが、弱さと向き合うのも生涯かけてやりたいことの一つだから、この本は捨ててはならないものだ。これは忘れないでおこう。

 時間になり、バスに乗る。久々に乗ったが、相変わらず揺れに慣れない。乗り物酔いが激しいので、車中では寝てるか外の景色を見てるかしかできない。といっても、初めて見る景色だったので、少し面白かった。東京だし、住宅街なのに、田舎のような侘しさを感じた。
 バイト先は、失礼だが、少し狭くて小汚い居酒屋だった。昨今赤提灯が提がっているような、小汚い居酒屋が好きだという人も多いが、たいてい小汚い居酒屋のバックヤードというのは薄汚いのだ。モノが散乱し、休憩時にご飯を食べる机は油か何かでベタついてる。まあ4,5時間耐えればいいと思って、そういうのは我慢している。
 店が開いた。少し経つとお客さんがちらほらやって来て、店長は忙しそうだった。が、自分と言えばやることはオーダーを取って、料理を出すことくらいだったので、大して忙しくなかった。しかも19時の半ばごろには誰一人お客さんはいなくなっていた。店長は椅子に座って煙草を吸いながらスマホをいじっており、それならと、自分も店の玄関から見えにくいところに座り、スマホをいじっていた。そのまま特に何もなく終わった。

 

追記
 1年ぐらい前に長いこと自分が沼っていた先輩に連絡を取った。当時は自分がいないと可哀想とか思ってしまっていた、むしろ自分が可哀想な奴になっていた。先輩と会うと翌日には、恋愛的な意味で好かれていない自分に絶望してダウン状態に入っていたので、自分から連絡とるのも、会うのもやめていた。
 カレンダーを見たときにその先輩の誕生日が載っていた。それもあって思い出し、また最近どうしてるかなと思ったので、連絡を取った。ほぼ社交辞令みたいな文章で終わったが、誕生日には改めて連絡を取ろうと思う。まだ連絡を取る時に、自分の中でもやもやした嫌な気分が湧いてくるが、今までとは違う話ができる気もする。なんとなくだけど。